2009-12-22

Bijou de Famille

気づけばノエルまであと数日、今年も終わりに近づきました。
この冬は経済不安からパリの美術館や公共施設のストライキがあったり、寒波でロンドン〜パリ間を結ぶユーロスターが止まったりと、現地の友人からは「今年は来なくて正解だよ!」というメールを頂きますが、話題のエコツリーやイルミネーションの写真を見るとやっぱり直に見たかったなぁ...という気持ちになります;
そしてアトリエでは、今年最後のお客様をお迎えし、出来上がったジュエリーをお渡しさせていただきました。


秋の個展でお預かりしたボリュームあるゴールドのリング達。お父様と御祖母様が生前プレゼントして下さった思い出深いお品なのでそのかたちを活かしたまま、それぞれタイプの違うペンダントに変身させてみました。















贈り主の思い出が刻まれたジュエリーは、なるべく元の姿を残したまま今のファッションにも似合うようアレンジし、次の世代に引き継いでゆく。Bijou de Famille (家族のジュエリー)という考え方は、モノの使用サイクルがどんどん短くなっている今の時代にも変わらず生きているようです。お客様の手にしたジュエリーが、これから先も長く愛されていたなら嬉しいですね*


Joyeux Noel !!