2017-12-24

世代を繋いで


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Information :
We are pleasured to inform you that we will join in International Jewellery Tokyo, 24. - 27. January 2018.  Our Booth No. is A8-35. Please visit and enjoy the collection of jewelry art !!

2018.1.24(水)−27(土)、東京ビッグサイトにて開催される第29回 国際宝飾展 IJTに出展いたします。ブースNo. は A8-35 です。会場にお越しの際は、ぜひお寄りくださいませ*

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今年最後となりました、月に一度のトランクショーも無事終了いたしました。
いつも通りにゆったりのんびりとしたスタートでお客様をお迎えし、個展は日程が合わずにお運び頂けなかったお客様に新作シリーズをご頂いたり、お使い頂いているジュエリーのメンテナンスをさせて頂いたり♫
嬉しかったのは、十年以上前に製作した御母様のブローチを譲り受けた顧客様が、思い出のお品をお持ちくださったこと。今年のパーティに初めて着用されたと報告をいただきました*(^-^)*




きっと大切にお使い頂いていたのでしょう、石揺れや金具の具合などチェックし軽くクリーニングをかけただけで、綺麗な状態に♫ 細やかにメンテナンスをすることで世代を繋いで長くお使い頂ける、というのが資産価値的なジュエリーの利点ですが、それ以上に、数世代に渡りご愛用頂くことは作り手として、とても冥利に尽きる事です。
こうしてまた、何年後かにメンテナンスさせて頂けるのを楽しみに、再び顧客さまへお渡しさせていただきました(^-^)





2017-12-07

Morning Walk♪



滞在中の日課、馴染みのパン屋さんへお弁当を買いに朝の散歩。
大通りを渡る時、ついトラムに見とれてしまいます^^



陽が昇りきらない早朝の湾仔、高層建築に遮られて
陰影の残る露店街はまだ夜の続き。



どの国の街でも、花屋さんは一足早く開業しています^^



斬新なデザインの虎リュック(*u*);;




2017-12-05

香港ショー終了しました^^



 


香港ジュエリーマニファクチャーズショー、無事終了いたしました!
今回は新作"Des Sucreries" にあわせ、ケース内をテーブルセッティング*(^-^)*

イタリアのモードジュエリーショーのディレクターや香港のアートギャラリーのオーナーが目に留めて下さり、特に私がずっと気になっていた見本市の方と名刺交換させて頂けたのは嬉しい収穫でした。
中日にはお世話になっている社長さんが中国から訪問下さり、色々助けて下さったほか、接客が混み合って慌ただしい時には隣ブースの香港チームの方達が入れ替わり応援に来てくれるなど、本当に色々な人達にお世話になった展示会でした...☆


Dear the exhibitors who joined the IDA, deeply appreciate from the bottom of my heart to you! Thank you very much for your warm & kind help!!

親愛的加入IDA的參展商,從心底深深的感謝你!非常感謝您的熱情和善良的幫助!!






会場の様子など。キャンディやフルーツタルトはお皿にのせると一層美味しそうに見えるようで、食べるジェスチャーをして下さるお客様の多いこと(笑)










国際デザイナーズエリアは、ブースデザインもスタイリッシュ♪ライティングが数秒毎マルチカラーに変化します。今回はケースも新しくなっていて綺麗なのが嬉しかったです^^























今年もクリスマスのおまけスナップを♪
初日はクリスティーズのオークションも行われており,ハイジュエリーや美術品が会場に集まっていたようですが....出展していると見物に行く時間は取れずでした^^;







エントランスのデコレーション。
偶然移り込んでしまったお子さんのサイズ感でおわかり頂けますでしょうか?
下の画像は尖沙咀のRene Crawford。ツリーも沢山置いてゴージャスなのが香港スタイルのようです☆








展示会場、香港コンベンションセンターから見えるヴィクトリア・ハーバーの夕暮れ。








2017-11-20

来月のお知らせなど☆



週末のトランクショー終了いたしました。個展でお気に留めて頂いたジュエリーをゆっくりご覧頂けたり、クチュールのご相談をさせて頂いたり、思い立って当日にお電話くださり訪ねてきて下さった方もいらしたり♫ 一日があっという間でした^^


空間演出にこだわりコレクションのベースとなる世界観をお見せしている春秋の個展も重要なイベントですが、毎月開催していますトランクショーは、リラックスした雰囲気の中で個々のお客様とのコミュニケーションを充実させられる、違った楽しさがあります。
今年はあと1回、12月23日(土)に予定をいたしておりますのでぜひ一度、お気軽にお立ち寄り頂ければ幸いです^^




そして今月はもう一つのイベント、香港JMAShowが控えています。今回は昨年の和風と雰囲気をがらりと変えた演出を予定しておりますので、現地で展示の様子などまた報告させて頂きます*(^-^)*

November's trunk show was held on weekend. It has fun to enrich communication with customers in a relaxed atmosphere.
We will be schedule next of this event once more on December 23 (Saturday)  Please you can feel free to visit us ^ ^


2017-11-14

石の芸術、音の芸術

週末は久々に帰国されていた宝石業者さんの所へお邪魔し、カラーストーンの買い付けを。来年の新作向けに色々選んでまいりました^^
大きな石はまた別の機会にご紹介することにして、今回は"バフトップ" と呼ばれる、石を側面から見た際に上側がつるんとしたカボションカット、下側はファセットの入った多面体のものを選定しているスナップを載せてみました♪




このバフトップやカボションカット、特にサイズの小さなものは納得のいくクオリティでなかなか出て来ないので、こちらで見つけた時に大人買い(笑)* 
鮮やかなグリーンガーネットをはじめタンザナイトやアメジスト、様々なカラートーンのサファイア。シェイプとサイズを決めて次々と見てゆきます。




色石のトーンを揃えるのに集中していますと、あっという間に3〜4時間は過ぎていてびっくり(*o*); 美味しい珈琲で休憩を取りつつ、もうひと頑張り。




仕入れを大方済ませたところで月末に行く香港&中国の情勢やマーケット動向など伺いつつ、話の流れで社長さんのルースコレクションを見せて頂くことに。

金庫の奥から出てきたのはドイツの宝石彫刻家 ムーンシュタイナーの山吹色と紫色がモザイクのように複雑に生成されたアメトリンや、今ではアジアで最も知られるジュエラーとなったウォレス・チャンによるブルートパーズのインタリオなど、見ていると吸い込まれそうな美しいルースの数々。ウォレス氏が1980-90年代に製作している作品の中で髪や衣服のプリーツに至るまで繊細に表現された彫刻作品も王道の美しさでしたが、何とはなく心惹かれたのは、ラリックのガラスオーナメント連想させるこちらの一点。女性の柔らかい横顔と髪の大胆な装飾のコントラストが見事です。
角度によって、表情が憂いを帯びたり笑みを浮かべているように見えるのがとても魅力的で、芸術作品と言われる所以を感じさせます*

(☆こちらの彫刻は11/18のトランクショーにてご覧頂くことが出来ますので、ご希望の方はお気軽にお知らせください^^)







そして夜はピアニスト 幡谷幸子さんのリサイタルにSALONE FONTANAへ。1814年製のブロードウッド社スクエアピアノでJ.C.バッハやクレメンティを、1900年代製ベーゼンドルファーでヤナーチェクを演奏されるという贅沢な趣向のもと、それぞれのピアノの特性が際立つ素晴らしい演奏を堪能いたしました♡

チェンバロからピアノへの移行期に製作されたというスクエアピアノの、繊細で鉱石のように澄んだ音色は、弦が内部で交差していないために一音一音がクリアーに響くのだそうです。扇状に張られた弦の何とも美しいこと.....19世紀のままの空気を纏っているかのような、室内に置く為の優雅さを備えた装飾も見事でした。

そしてスクエアピアノと比較すると、いかにも遠投型パワープレイに適した楽器という感のあるグランドピアノ。間近で聴くベーゼンドルファーの音の迫力はとてつもなく、脚や機構部分のデザインも頑強そのものという印象を受けます

終演後には鑑賞にいらしていた音楽家の方達と一緒に、畏れ多くもピアノに触らせて頂ける幸運も(*o*)♡ ベーゼンドルファーとスタインウェイのタッチの違いなど、ピアニストさんならではのお話も聞かせて頂けた貴重なひと時となりました♫




2017-11-07

Event Info / 展會信息 - Hong Kong JMA Show 2017

We are delighted to announce that we will be joining the Hong Kong International Jewelry Manufacturers' Show 2017 !
Please visit the Booth No: 1BB12c (International Designer Arena).

我們很高興地宣布,我們將加入2017年香港國際珠寶製造業展覽會!
請登陸展位號:1BB12c(國際設計師競技場)

今年も香港コンベンションセンターにて開催されます香港国際ジュエリーマニュファクチャーズショー、デザイナーアリーナに出展させて頂く運びとなりました^^ どうぞ宜しくお願いいたします♫



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Dates & Exhibition hours : Nov 30 - Dec 3. 2017
 Nov 30, (Thu) 10:00 – 18:30
 Dec 1,   (Fri)   10:00 – 19:00
 Dec 2,   (Sat)  10:00 – 19:00
 Dec 3,   (Sun) 10:00 – 18:30

Venue : Hall 1ABCDE & Hall 3FG, Hong Kong Convention & Exhibition Centre (HKCEC), 1 Harbour Road, Wanchai, Hong Kong.



日期和展覽時間: 2017年11月30日至12月3日
 11月30日(星期四)10:00-18:30
 12月1日  (星期五)10:00-19:00
 12月2日  (星期六)10:00-19:00
 12月3日  (星期日)10:00-18:30

地點: 香港灣仔港灣道1號香港會議展覽中心3樓香港會議展覽中心1室展廳


http://www.jewelryshows.org/en/trade/exhibitor_directory_detail.php?id=DE0018





2017-10-31

All Hallows' Eve☆




古代ケルトの暦では"夏の終わり"を意味する10月31日。収穫を祝い、冬に備えて悪霊を追い払う為に仮装をしたのが始まりとも言われるハロウィーンにあわせてBlogのデザインも変えてみました☆

台風一過の青空とともに寒さもひときわ増す冬の始まり、皆様どうぞ体調崩されませんよう、暖かくしておすごしください(^_^)




2017-10-17

秋の個展終了いたしました♪


先週日曜日まで開催していました「 Tamako Tsuda Jewelry x ART Exhibition 」無事終了いたしました☆
雨にもかかわらずお運び頂いた沢山のお客様、本当に有り難うございました!!

心惹かれるジュエリーに出会って下さった方、アートとして展示を楽しんで頂いた方、看板を見てお立ち寄り下さった方などなど...
また懐かしい人達との再会もあり、この年代になったからこその(^^;)人との繋がりの大切さを実感したり。高揚した気持ちのままあっという間に過ぎた4日間でした。
心より感謝申し上げます*(^-^)* 


3回目となるカーサミア、閑静な住宅地にある邸宅ギャラリーはゆっくりと過ごして頂ける居心地の良い空間です。看板がケーキショップのようだったため、新しいパティスリーがオープンしたと思われた地元の方も入っていらして、楽しくお話させていただきました^^








今回は春に引き続き、インスタレーションを制作いたしました。





Insutagramにアップしている動画はこちらからご覧いただけます^^



こちらはコンペイトウと宝石ルース、新作ジュエリーをレイヤード。



「サン・テグジュペリの星の王子様を思い出しました」と、詩的で哲学的なアプローチと捉えて下さる方や、「オルゴールの音色が弾けているよう」と表現して下さった方も☆
見る方の背景によって受ける印象や解釈も様々に変わるのがインスタレーションの醍醐味であり、それをお聞きするのもまた新鮮な発見があります。

展示に使用したのは東京で唯一、昔ながらの方法で製造している老舗の手作り金平糖。大きな角と自然由来の優しい色合いが、ゴールドジュエリーのシャープな輝きを際立たせてくれます。サロンスペースではみかんやぶどうといった季節のコンペイトウをお茶請けに味わって頂きました^^



次回イベントは11月18日(土)成城Gallery Tsudaにてトランクショーを開催予定でおります。コレクションをよりお気軽にご覧頂ける場となっておりますので、ぜひお寄り下さいませ*



2017-10-09

誕生石ジュエリー、もっと自由に♫


個展まであと3日。諸々慌ただしくなってまいりました^^;
春に引き続きフォーカスしているテーマ、Des Sucreries(お菓子)のミニインスタレーションを実はまだ試作中。搬入に思ったより時間がかかりそうで悩みどころですが、ブログに書いてしまったので(笑)頑張ります...!!


そして既存コレクションにも新しいものがお目見えいたします。
そのひとつが "GENE" 遺伝子のシリーズのセンターストーンを誕生石でお仕立てする "GENE Birth Stone - for your Style" 。
元々はGold Virtuosi 2000作品から復元したというコンセプトのこのシリーズ、遺伝子モチーフであることから使う宝石の種類を6種類に限定していたのですが、トランクショーにてご相談させて頂いたあるお客様の「この石を誕生石に変えたいわ」という一言からヒントをいただいて誕生石を使ったサンプルモデルを製作してみました♫







ちょうどこの季節にあわせオータムカラーのジュエリーにお仕立てしたGENE Birth Stone、ご紹介はあくまで例の一つです*
ぜひ12日からの個展会場にてご覧頂けましたら幸いです*(^-^)*


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秋の個展 - TAMAKO TSUDA Jewelry ART Exhibition

10月12日(木)-15日(日)   11:30-17:30 ※最終日16:30まで
カーサミア (〒157-0066 東京都世田谷区成城6-25-20-1)

12-15th. October   11:30-17:30  ※last day-16:30
Casa Miaa 6-25-20-1, Seijo, Setagaya-ku, TOKYO


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2017-09-24

個展のお知らせ☆





ウェブサイトのお知らせページに秋の個展の告知をアップいたしました♫


ファーストコレクション「Des Sucreries」を再解釈した春の新作展とまた少し雰囲気を変え、五感、そして記憶を繋ぐジュエリー×アートの世界をよりお楽しみいただけるような展示を考えております。


会場は昨年と同じ、成城カーサミア。秋の午後、閑静な街の散策もあわせてどうぞお気軽にお寄りください^^





We will held a jewelry ART exhibition in October.
This year, returns to the theme of our first collection "Des Sucreries", and draw a world of jewelry art that connects five senses and memory. please look at it.


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秋の個展 - TAMAKO TSUDA Jewelry ART Exhibition

10月12日(木)-15日(日)   11:30-17:30 ※最終日16:30まで
カーサミア (〒157-0066 東京都世田谷区成城6-25-20-1)

12-15th. October   11:30-17:30  ※last day-16:30
Casa Miaa 6-25-20-1, Seijo, Setagaya-ku, TOKYO


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2017-09-21

ヴィジュアル選定♫


先日撮影した写真から個展のヴィジュアルを選ぶ時、いつも悩ましいのはジュエリーより美味しそうなお菓子に目がいってしまうショットがかなりあること(笑)

ご案内のDMには使わないこちらの焼き菓子バージョンは今後、展示会場で壁面にお目見えするかも知れません^^








フォーカスすると....こんな感じです*(^-^)*




2017-09-12

"Sweets" memories♫


撮影用のお菓子を調達すべく、工房のある上野界隈から銀座線に乗って日本橋〜銀座を買い回り。ちょうど百貨店で英国フェアを開催しており、イメージに合いそうな焼き菓子を探しに出展ブースをチェックしていましたら、見覚えのあるベビーピンクのケーキ屋さんが☆

一昨年ロンドン滞在した時にストリートスナップをしていて、お店の外観とウィンドウに並んだデコレーションケーキのあまりの可愛らしさに寄り道してしまったPeggy Porschen。日本初出展とのことで、かなりの賑わいを見せていました。

ペギーさん御本人にもお会いでき、ロンドンのお店がとても素敵だったことや、私が頂いたキャロットケーキはちょうどイースターの時期に出しているシーズンスイーツだったことなどちょこっとおしゃべりさせて頂いて、至福のひと時でした*(^_^)*


visited a pretty cake shop of London at a department store in Nihonbashi.
Peggy Porschen's simple and cute cakes, I just remembered that taste nostalgically. It's a happy surprise that I met a fabulous madame Peggy!
Thank you!!




写真は撮りっぱなしになっていたロンドンのスナップ。blogやリポートなどに使うストリートスナップはジュエラーや小売店のウィンドウが多いのですが、実は色々な国でお菓子屋さんのウィンドウは撮りためています(^u^)





美しいシュガークラフトが目をひくウィンドウ。
可愛らしいミニサイズのニンジンがちょこんとのったキャロットケーキは素朴でどこか懐かしさを感じる味でした。記憶の中の味や香りは何年経っても、こんな風に何かのきっかけで鮮明に甦ることがあります♪










前日にV&A美術館で重量超過になりそうな書籍類を購入していたため当時は入手をあきらめたヴィジュアルブック、ミニサイズを今回ブースで発見し2年越しで入手が叶いました♫内側にメッセージも♡




2017-08-30

地の果て、宇宙の彼方

☆Event information☆

We will exhibit at Hong Kong JMA show from 30th November to 3rd December.
The booth number will be announced as soon as decided.

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ブログの更新がすっかり滞りすみません.....;
気付けば8月も残りわずか、湿度の高い毎日ですがお変わりありませんでしょうか。

このひと月は打ち合わせや視察などで旅の機会が多く、出先で撮りためたスナップもそのままに下旬のトランクショーに突入。今回もゆる〜くカジュアルな雰囲気で行う中で、いらして下さったお客様から嬉しいご報告や新しい企画のインスピレイションを頂いたり♪また月末になってようやく今年11月の香港JMAショー参加が決定し、これからの数ヶ月は製作現場が忙しくなりそうです^^;



そして今日は色石の買い付けに新木場の国際展示場へ。ジャパンジュエリーフェアの中日は比較的空いており、スムーズに回遊出来ました。




リキュールボンボンのような色味の半貴石。
この後カラートーン分類する作業が待っています(^-^;)



今回、コレクションラインの買い付けとは別に、美しいルースと出会ってしまいました...♫色石を揃えてくれる業者さんのブースで見つけた2つの宝石。



ひとつは非加熱ならではのとろみ感ある赤色が熟した実のように艶やかなカボション・カットのルビー。小振りサイズながら、無濾過ワインのような深い赤の中にマゼンタピンクの光がちらりと浮かび何とも魅力的です。モザンビーク産の非加熱ルビーを主に扱っている業者さんですが、このルビーの採掘地はアフガニスタン。上質なルビーの産地ですが社会情勢や治安の関係でコンスタントな原石の確保は難しいそう。規格サイズのオーバル・シェイプではなく、石の美しい色合いを優先したカットに研磨されているのもコレクションラインよりクチュール・ジュエリー向けの雰囲気を醸しています。




そしてもうひとつは、何と隕石の一部として形成されたペリドット。

2008年にインドネシア・ジェバラで発見された隕石から研磨したもの。

「パラスィティック・ペリドット」と呼ばれるこの鉱物、鉱物学者でもある社長さんの説明によると、地球に落下する隕石の中からペリドットの原石が形成されている部分を見つけ、研磨しているとのことΣ(*o*)
地球上のペリドット原石とは色味も微妙に異なり、やや黄味の強い淡いオリーブグリーンの様相です。ロシアやアメリカ、ウィグル地区など、落下地(採掘地とは言わないですね...笑)は広範囲だそう。ミネラルショーなどでよく目にする、いかにも隕石といった黒片やクラック、濁りの入った鉱物を目にする機会はありましたが、異物の混入が少ないジェムクオリティのルースをこれ程まとめて目にしたのは初めて。中でも特に目を引いたのは、この鉱物に特徴的に見られる針状の結晶が虹色を伴って輝く小さなルースです。ルーペで見ないと判別出来ない程ですが、上面と、特に裏側の尖った部分にも微細な "レインボーニードル" がふわっと浮かんでとても美しいのです。

遥か地平の果てから運ばれてきたルビーと、宇宙の彼方で形成され地球に落ちてきたペリドット。
掌にのる小さなかけらのどちらもが、何億年を費やして形成されたものだと思うと今これを宝石として手にする不思議さに言葉を失ってしまいます.....☆ (*w*)






*** 【お知らせ】 ***

次回トランクショーは9月22,23日の予定でおります。
また、秋の個展は10月12~15日となります。
こちらはまた改めて告知をさせて頂きますので、どうぞよろしくお願いいたします♫

2017-07-31

8月のトランクショー


成城Gallery Tsudaにて 不定期で開催していますトランクショー 、
8月は25日(金)・26日(土)を予定しております。
コレクション展示の他、お手持ちのジュエリーのリデザインを含むクチュールジュエリーのご相談やメンテナンスなどもお伺いしております。
期間中は終日在廊いたしますので、お時間のご予約無しでも、お気軽にお寄り頂けましたら幸いです*(^-^)*

We will hold a Trunk Show on  25-26th August.
In accordance with the mid summer & vacation season, it will be planed an petite exhibition of a light and cool atmosphere.
In addition to the collection,  we also accept custom order,  jewelry consultations that you have individually.
Very look forward to seeing you*


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TAMAKO TSUDA "Trunk Show"
2017.8.25-26  13:00-19:00  
at: Gallery Tsuda  東京都世田谷区成城2-39-2 1F
http://www.tamakotsuda.com/information/
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2017-07-23

リ・デザインという考え方


梅雨も明け、陽射しが日毎に強く感じます。
今日は「大暑」、今年も厳しい暑さの到来になりそうですね;;;
皆様くれぐれもご自愛くださり、涼しい夏をおすごしください♫


Wishing you are all in good health despite it being the height of summer !!




アトリエの近況なども少し。
下の写真は、先日お納めしたクチュールデザインのペンダントです。
ご依頼主のマダムがお持ちになったのは、かつてアントワープで購入されたという1カラットダイヤモンドの両側にバゲットカットのエメラルドをあしらった、とてもモダンなリングでした。オーセンティックな作りの中に当時の日本では見かけないであろう斬新な配色はマダムご自身のご希望だったそうで、今は指輪をあまり着用されないため、ペンダントに、というオーダーでした。すっきりとした現代的なファッションがお好みの彼女に提案させて頂いたのは、シャープで構築的なイメージ。そして最終的に、今回は色石やメレダイヤも一切使わずダイヤモンドの白さと輝きが引き立つよう敢えてプラチナのみをたっぷりと使い、デコルテに迫力を持たせるデザインにいたしました*








余談ですが、アトリエ ウ ピエ ド ラカンシエルでは一般的に言われる「リフォーム」というグルーピングはせず、お客様のご希望のデザインでお作りするもの全てを「オートクチュール」と位置づけております。ウェブサイトをご覧いただいている方はお気づきかと思いますが、オートクチュールのページの中に "Awake your heritage ( アウェイク・ユア・ヘリテージ )" というテーマでご紹介していますジュエリーは全て、お客様のお持ちの宝石を用いたものです。

元々、王侯貴族の資産や権力の象徴だった宝石を身に着ける為生まれたジュエリー。中には持ち主とともに埋葬されるものもありましたが、その多くは代々子孫に受け継がれるため、世代が変われば所有者の好みに合わせてデザインも変えてゆくのはごく自然な事だったのです。

よく、ご相談に来られる際にリフォームだとデザインに制約があるのでは(例えば決まったフレームにセットする、まわりに脇石を足すetc.)とのお問い合わせを受けますが、元の枠から問題なく外せる状態であればその宝石を元に、お作りしたいジュエリーのイメージやお使いのシーンを伺い、いちからデザインを起こしてゆきます。
ですのでアトリエでは、単に形を変える、というニュアンスのリフォームよりも「Re: design」(リ・デザイン)という表現を使っております。(リフォームよりも少し言いにくいのですが、小さなこだわりでしょうか^^)
クローゼットや宝石箱の奥に仕舞われている宝石を、リ・デザインする事で日々あるいは特別な日に楽しんで頂けるジュエリーに甦らせる。 "Awake your heritage" にはそんなコンセプトが込められています*





2017-07-08

芸術鑑賞週間^^

今週は楽しみにしていた舞台と展覧会を幾つか鑑賞。沢山の刺激を得てまいりました♪

舞台は世田谷パブリックシアターにて開催の『子午線の祀り』。
同劇場の二十周年記念公演に相応しく、古典の平家物語の古語文体と現代に近い会話の台詞を巧みに織り交ぜ、その時代に生きた人間の瀬戸際の心理をリアルに描ききった重厚な作品でした。
演出の野村萬斎さん曰くの"3D化した舞台"、常に寄せ返す波で場面を洗い流すというダイナミックなシーン転換が斬新で美しく、クライマックスは波打ち際で合戦を間近に見るような臨場感に圧倒されました(*o*);;;

This week I saw a stage which I was very looking forward,  also visit some exhibitions. got a lot of inspiration. The stage is  "Requiem on the great meridian" held at Setagaya Public Theater. It is the twentieth anniversary performance of the theater, skillfully interwoven the text of the classic Heike-Monogatari and the contemporary dialogue skill, and has drawn  universalistic conflict of human's mind. The dynamic "3D stage", especially the waves surging on the stage is very innovative.
Mansai Nomura, starring in the director, he and all of actors are wonderful, playing the identity of Japanese culture spectacularly with sophisticated expression.



そして昨日は東京都美術館の『亜細亜現代美術展』と紀伊國屋ギャラリー『原田忠全部展』をはしご。亜細亜現代美術展は、パリ国際サロン時代に現地でご一緒させて頂いた画家の羽山清太郎氏が理事長を務める国際公募展。日本とアジアの様々な国との美術交流を目的に活動されている芸術家の作品が絵画・彫刻・工芸のジャンル毎に出品されている国際色豊かな展覧会です。





午後のコンセプトミーティングが予想外に延び、閉館間際に駆け込むというご迷惑をお掛けしてしまったにもかかわらず、理事・事務局長の髙田氏が快く応対して下さり、羽山さんの作品の場所まで案内頂いたばかりか、作品の撮影も勧めて下さいました*  髙田さま、有り難うございました!

古い人間なので(笑)絵画作品をカメラに収めるのはどうも気が引けてしまうのですが、最近はSNSを使った拡散や、Googleによる世界の美術作品をデジタルアーカイブ化するプロジェクトなど、ネット上でアートを共有することはスタンダードになっているよう。自分の感覚も時代に合わせ変化させてゆかねば、と思います。(もちろん著作権や所有権への配慮を忘れないモラルやルール設定は必須課題ですが)

Then yesterday, "Asian Contemporary Art Exhibition" at Tokyo Metropolitan Museum of Art, and Tadashi Harada's Exhibition at Kinokuniya Gallery.
Sharing art on the internet is a little matter of concern to people of old temperament as me, but currently it is becoming a standard way. I need to update my mind!(>u<)




撮影と掲載許可を頂いた羽山清太郎さんの作品「シャトーカノン・ベレンゲルの幻」。Oil painting by Seitaro Hayama "Chateau Canon · Belenguer's phantom".


シャトー・カノンと聞くとファッションブランドのシャネル所有のワイナリーを連想してしまいますが、中世〜近代フランスの歴史に造詣が深く、主題をいくつも潜ませて作品を描かれる画風からすると、250年程前に時代をさかのぼったベレンゲル家の最後の当主がモチーフなのかしら...?と色々想像が膨らみます。今度お会いした時に御本人に伺ってみましょう^^





オーセンティックな絵画を堪能した後は、ヘアデザイナー 原田忠さんの作品写真展へ。以前資生堂ギャラリーで開催された『JOJO展』も素晴らしかったですが、今回はヴィジュアルに加え、繊細で複雑な編み込みが施されたヘアピースや島田髷にメタル素材を組み合わせた鬘など、実物を間近で見る事が出来ました。 なんと御本人が在廊されており、作品について解説を頂ける幸運も(*o*)!! とても穏やかで気さくなお人柄に、作品の持つ静かな空気感と通じるものを感じました♫

Hair designer Tadashi Harada's Exhibition.
A delicate hairpieces, knitting extension to cover the body like Middle ages armor. A combination of metal parts with Japanese wigs etc... How fabulous artwork with homage to Japanese movies, manga and traditional costumes!!




初期の作品です、と仰っていた上の作品群はダークヒーローにインスピレイションを得たそうで、暗闇からゆらりと現れるような佇まいは幽玄そのもの。ディテールまで作り込まれた美しさにため息が出ます...




ヘアピースの特徴的なフォルムに直ぐピンと来てしまうのは同世代だからでしょうか...(笑)能楽の龍神や虎の"冠りもの"を思わせる、ものすごく神々しいMSの精霊達(*w*)






おまけスナップ。別の日に行っていたもののBlogには見事に上げ忘れていた『BABEL展』のINSIDE BABEL。