2012-09-28

L'espace de fleurs et d'oiseaux



I visited to the exhibition "The space of flowers and birds"  being held at Paula Annex Gallery in Ginza.
Robot designer Tatsuya Matsui's installation is consisted of natural flowers and birds robot. Between the overwhelming force of branches and foliage & fiery gloriosa lily, the bird robots are obscurely swinging their head (they just gaze round ....so humorously!!)




先日打ち合わせの帰りに、銀座のポーラアネックスギャラリーにて開催されている『花鳥間』展へ寄り道してまいりました。
ロボットデザイナー松井龍哉氏による、草花と小鳥のロボットとで構成されたインスタレーション。鮮やかな炎のようなグロリオサと紅葉した枝の圧倒的な迫力の中で、ユーモラスに首を振る小鳥のロボットのなんとも言えないほのぼの感....(>u<) ちょこんととまっている小鳥達を覆う様にうねる植物の力強さが際立ちます。
フラワー・ロボティクス社の生み出すロボット達は、まるで関わることで人や自然の存在を引き立たせる空気感を持っているかのよう。








She is "Posy"... I have wanted to meet her  for a long time. Surprisingly, her innocent appearance made me feel so sentimental.
- "POSY" is capable to express a 3years old girl's pure view of the world and completely change the surrounding atmosphere. It is not "Posy" that makes it happen, but viewers are drifting around in their mind.- 
This is the word of Mr. Matsui. True to his words, I also might be seeing the image of innocent girl my own through this small robot unconsciously.





ずっと会ってみたかったフラワーガール、POSYとも念願のご対面。


「POSYは子供の持つ無垢な世界観を発散させているのではない、見る人が彼女を通して自己の内面を浮遊しているのだ」と言う松井氏の言葉通り、私達の視線は抽象化された彼女の姿を透過し、私達それぞれの持つピュアな少女のイメージを捉えているのでしょうか。今回の展示では電源が入っていないため、幼い子供のしぐさそのままに少し上の方を見上げて、ただ佇む姿のPOSY。ずっと見つめていると何だか感傷的な気持ちになります。







インスタレーションに使われている草花は、この週末から白い花に展示替えだそう。10月21日まで開催されていますので、POSYに会ってみたいという方は是非。他にもジュエリーやお洋服のディスプレイロボット Paletteや航空機スターフライヤーの模型なども展示されていますので、おススメです*


『 花 鳥 間 』-The space of flowers and birds-  松井龍哉展
 〜10/21(日)  於:  ポーラミュージアムアネックス
   (東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3F)








2012-09-17

Jewelry case renewal *





Jewelry cases of my label are changed new color!

From simple design of pale beige  with suede, it was brushed up to pearly white &satin feel a little elegance. I'll be happy if you also love this new one (^_^)



ジュエリーケースのデザインをリニューアルいたしました♪

今までアトリエで制作したジュエリー達は、淡いベージュのシンプルなケースに入れて納品をさせて頂いておりました。
肌の色に近いスエードの中布も気に入っていたのですが、今後の展開も考え思いきってリニューアルオーダー。先日届いた新しいケースは、パールの入った華やかな白♪ 内側もサテン生地で、よりエレガントなイメージに。ハイジュエリーとも相性良いかしら....と思っておりますが、いかがでしょう?








Inside of the box....Necklace  "Gene" is in there. And,r ing case with "Gene" chain rings.



ジュエリーを納めるとこんな感じです。コレクション『Gene』から、ネックレス グランデと2種のリングを飾ってみました♬



2012-09-03

Yokohama art stroll - 横浜アート散策 -




制作に没頭しているううちに、9月になってしまいました...!ブログの更新が滞りすみません(>_<)
高島屋ギャラリーで開催されているルパン展のチケットを頂いていたので
気になっていた奈良美智さんの展覧会も回ろうと友人達と横浜へ。
どちらの展示も内容が充実していて、時間をかけて楽しめました*








まずは高島屋の『ルパン三世展』。 会場はとても込み合っていて人気の高さが伺えます。とても興味をひかれたのは会場に展示されていた最初の企画書にある走り書きの数々。「ヒロインの服装はO.A.時点でのトップモードにするためファッション関係のブレーンを集めて下さい」「タバコの銘柄は日本で流通していないフランス製のものを」など、またルパンの来ているジャケットがピエール・カルダンのオートクチュールだったのも初めて知りました。子供の頃に漠然とカッコいいな、と思ったスリムなジャケットやちょっと丈が短めのパンツにはこんなこだわりが隠されていたのかと納得。ハードボイルドながらどこか抜け感がありスタイリッシュ、という作品の世界観が緻密に構築されているからこそ、大人が見て楽しめる作品になっているのですね♬


会場は撮影禁止なので、1F入口にあった等身大のルパン&次元をスナップ。ニヒルなポーズの隣にはなぜか秋物を着たプロパーのマネキンが直立していて....ちょっとシュールなコーディネート(>u<)





こちらは横浜美術館のエントランス。奈良さんの巨大なセラミックオブジェがお出迎えです。



今回の展示で初披露となった彫刻群を含む109もの作品を堪能できる美術家 奈良美智さんの大規模な展覧会、『君や僕にちょっと似ている』というタイトルの微妙な距離感に、にやりとしてしまいます。
巨大なブロンズ彫刻の頭部が醸す量感は圧倒的で、この作家の本質は頭部に凝縮されており、ひょろりと頼りなげな手や身体は元々いらなかったのかも。。。。と思わずにいられませんでした。平面作品も、特に100号以上のカンヴァス画に描かれているのはもの言いたげな、達観した表情の人物像。ドローイング作品に表現される、攻撃性を含んだ子供のポップな可愛らしさとは別物のそれは "こども"というより何か別のもののように思えます。

ルパン展は今日まででしたが、奈良美智展は今月23日まで会期がありますので、ご興味ある方はぜひ♬







横浜美術館は常設も見どころが盛りだくさんで、気づけば外は真っ暗...。久々にアート作品に触れ楽しい時間を過ごせました*




サルバドール・ダリの『Hommage à Newton(ニュートンへのオマージュ)』。遠心力によって解体されてゆく人体の美しいライン。さすがの創造力にびっくりです(*o*)



何とルネ・マグリットの『レカミエ夫人』を発見! 撮影もOKで嬉しいかぎりです♪