2014-01-25

Arctic ice color




Yesterday I went to the International jewellery tokyo being held in Ariake. Wind blowing from the sea was still cold, but a little warm day. it was a good change of pace*


有明で開催されている国際宝飾展に行ってまいりました。ここ何シーズンかは香港やバンコクの見本市を中心に情報を得ていたため少し足が遠のいていたのですが、忙しさを理由に新しい発見や出会いのチャンスをムダにしてはもったいないと、急に思い立ち午前中から会場入り。最近はデスクに向かってばかりでしたので、湾岸エリアの空気でちょっとリフレッシュできました♬


まずは急ぎで必要になってしまった色石を見て回り、お世話になっている企業や取引先のダイヤモンド会社のブースへご挨拶に。フェア会場ではぐるぐると歩き回るのが習慣になっているせいか、いつも時間が経つのがとても早く感じます。全ての用件を終えて外へ出るともう夕暮れ時で、人影もまばら...。閉館間際でした(^_^;)




How beautiful neon blue....♬
In Emerald and Paraiba tourmaline, I love cabochon cut  to enjoy pure colors overflowing from the inside of the stones. 



ネオンカラーのブルーが美しい、パライバトルマリン。ファセットが施されたものも魅力的ですが、ころんと高さのあるカボションカットは澄んだ海の底から見上げるような鮮やかな水色と内包物の美しいニュアンスをも楽しめるので、個人的にはこちらの方が好みです。

美しい宝石に出会った時、いつも思い出す言葉があります。
『人間だって一人一人顔のバランスが違って、美人と言われる人にも色んな個性があるでしょう。髪や肌の色も違うし、ホクロが魅力的な美人もいる。宝石も一緒です。同じ均一な色、同じプロポーションのカット、そんな我々が作った美しさの基準にムリヤリ宝石を当てはめてクローンみたいな色石を沢山揃えても、そんなもの魅力的でもなんでもない。
カシミール・ブルーだとかコーンフラワーだとか、そんな呼び方に振り回されないで、あなたが純粋に美しいと思った色を選べば良いんです』

以前バンコクでご一緒したある老舗専門店の方から頂いたこの言葉は、自分の美意識や感覚を信じて良いかふと不安になる時、私にとって大切な指標となっています*




2014-01-16

資料など*



松の内が明けたかと思えば寒波の到来で、冷え込み厳しい毎日ですね。
このところひたすら作業で仕事場に籠っており、昨日の打ち合わせでようやく一段階進んだ印象。まだまだ先は長いものの、すこし見通しがついてまいりました(^-^)


区切りがついたところで、積み上げたスケッチブックやデザイン画、参考資料などを整理。専門書や図版はついつい集めてしまい増える一方ですので、宝飾関係のものだけ仕事場に置き、あとは別室にディスプレイも兼ねて保管して必要な時にまとめて仕事場に持ち込んでいます。



 

16世紀から王冠に使われていたダイヤモンドのカットや歴史をまとめた本。いまでは流通していないカッティングを知ることが出来るのも面白いです。2L版(ちょっと大きめの写真サイズ)に図版が折り畳まれている仕様。こういった変わり種の図録や書籍はルーブル美術館の本屋さんで入手するのですが、いつも帰りの荷物の重量に頭を悩ませてしまいます...(>u<;)






こちらは気分転換につい開いてしまう、ファベルジェの本。かなりの厚みで中にはジュエリーだけでなく、噴水や建築系の設計図も載っていてお気に入りの一冊。昔の会社の先輩に頂いた、貴重な資料です♪
データや情報はインターネットで検索した方が早いですが、イメージを膨らませる作業にはやはり、紙の質感や匂いは大切な要素ですね*




2014-01-01

謹賀新年


Wishing you a year filled with peace, good health and happiness!




新年明けましておめでとうございます♫
皆様にたくさんの幸せが訪れる一年となりますように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


                                                                                        - Tamako TSUDA