梅雨の合間をぬって晴れた週末の午後、ご注文頂いていたお客様のクチュールジュエリーが完成し、お渡しの日となりました。4月のコラムでも書いていました、“瑞々しい”クリソベリルのペンダント。透明感のあるルース(裸石)は黄味を感じさせない不思議なミントグリーンに輝いてとても綺麗でしたので、出来るだけ枠を見せないセッティングで。きらきらと雫がこぼれ落ちるデザインはお客様とのお話の中から偶然のように生まれたフォルムです。
透けるように色の白いデコルテに乗せた時のバランスも雰囲気も、イメージ通りの出来と、とてもお喜び頂けました*
お座敷から庭の紫陽花を眺めながらの楽しい一時はあっという間に過ぎ、名残惜しくもお別れの時刻です。またお目にかかれます日を楽しみにしつつ、このペンダントがお客様の毎日に、彩りを添えてくれますように*