朝から降り続けた雪がうっすらと積もり始めた夕刻、休日にもかかわらず色石業者の社長さんが来て下さいました。
今年の新作コレクションに使うメインストーンを決めるべく、相談しながらの石選び。長いおつきあいのあるこの社長さん、いつもイメージを伝えておくと膨大なストックの中から質の良い、そして今の日本市場にはあまり出回らないような "ちょっと変わった" 石を何種類かピックアップして持ち込んでくれます。
今回お伝えしていたのは「サファイア」。淡いピンクや鮮やかなイエロー、パパラチアなどはスルーしてレアなカラーレンジから見始め、ディープグリーン、ヴィオレット、ブラウンに近いクリムゾン(深紅色)の石...中でも心惹かれたのが、限りなくプラム色に近いボルドーで、わずかに赤味を含んだ光が何とも言えないニュアンスを感じます。(この石、何と既にカットされたディープグリーンの石から、赤い部分のみ残るよう更にリ・カットしているのだそう(*0*)
ペアシェイプという形も相まって、まるでワインの一滴のようなこの石を先ずはキープ。
次はいよいよ、メインで考えているブルーのサファイアを選びます。
このサファイア達を使った新作コレクションは4月の個展でお目見え予定です。実は今の時点で製作スケジュールが遅れており、果たして間に合うのか、かなりドキドキしております(焦)が、しかし!何とか間に合わせて皆様に楽しんで頂けますよう、ここからラストスパートをかけていきます!!
ボルドーカラーのサファイアもぜひ、会場にてご覧下さいませ*
おまけスナップ。一つずつ石の色と形をチェックするので、だんだん袋が散らかり大変な状態に....(^_^;)