2014-09-11

チャージ♪


久々の銀座にて、GUCCIで開催されている中村吉右衛門さんの写真展『SONORAMENTE』を見てまいりました♬『仮名手本忠臣蔵』の大星由良之助、『勧進帳』の弁慶、放駒長吉に松王丸....歌舞伎の舞台そのままの躍動感溢れる立姿が伊勢和紙に等身大に刷られ、灯りを落とした会場の闇から浮かび上がるように展示されていて、作品の前に立つと役柄の持つ鬼気迫る心情やコミカルな表情までもが和紙の表面から滲み出てくるようで思わず見入ってしまいます。哀愁漂う俊寛とダークヒーローの河内山宗俊が隣同士に展示してあったり、大碇を担いで後ろ向きに落下する平知盛をラストシーンを舞台の表裏から撮影仕組み合わせる等、展示構成もとても面白く、すっかり時間を忘れてその時々に拝見した吉右衛門さんの舞台を思い出しつつ、幻想の世界に浸ってしまいました(*´艸`*)






歌舞伎の世界でリフレッシュした後は、駆け足でもう一つ美術展を回り、工房へ立ち寄ってから実家のギャラリーへ。ディスプレイをちょっとアレンジしたりしているところへサプライズの嬉しい出来事がありました。

偶然お目にかかれたある顧客様、何とSNSから先日のジュプレーヌをチェックして下さり、さっそく着けて下さっていたのです(*o*)♬
ディレクションラインのジュエリーを実際お着けになっている場面にはなかなか出会えませんので、(しかも先日デビューしたばかり)とても嬉しくなってしまいました。やっぱりお客様の嬉しいお顔や感想をじかに頂くと、びっくりするくらい次へのエネルギーが湧いてきます。このところ諸々スケジュールが重なり少し疲れ気味でいたのですが、今日は元気になれる事が色々あった幸せな日でした☆




こちらはおまけスナップ。
昔から和柄のものと決めている名刺入れ、今は黒鳶色の織り模様に鳥獣戯画のうさぎ刺繍というとてつもなく渋めの(笑)ものを愛用していたのですが、だんだんと擦り切れてしまいましたので.....今度は雰囲気をがらりと変えてみました♪
京友禅の染め付けが白革に施された、華やかな意匠に一目惚れです(>w<)*