2016-03-08

イタリアンファミリー発足? -香港-


やや遅れ気味の個展準備に後ろ髪を引かれつつ、クリエイティブ・ディレクションの打ち合わせで週末にかけて香港へ。
今回は空港からスーツケースを持ったままお昼過ぎに会場へ到着し、そのままミーティングへ突入というタイトスケジュール。いつものチームと新作のデザインをチェックしたり、イタリアブースを中心にぐるぐる歩き回って開発の責任者さんと一緒に新規のメーカーさんを訪問したりと、慌ただしくも相変わらずエキサイティングな3日間でした^^;

最終日には、何と昨年11月にデザイナーズエリアでお目にかかったお客様からご連絡を頂き、再会できる事に♫ 午後の便にしておいて良かった.... (*´∀`*) 
結局帰りも会場からタクシーを飛ばしてすべりこみの空港入り。インターネットでチェックインまで済ませてしまえるとは、便利な時代になったものです。





会場エントランスはなぜかメリーゴーラウンド。




5Fのラグジュアリーフロアはチェスや書斎を模したディスプレイ。
フロア毎にテーマが違うようで、毎回凝った演出になっています。



中国の景気悪化が如実に反映されているような静かな見本市の会場でしたが、規模を縮小しながらも変わらず自分たちのものづくりを追求している各イタリアメーカーのクラフツマンシップには本当に敬服させられます。
今回新たに発見したとても美しいカットを施すメーカーの社長さんとお話しさせて頂き、今後の商品展開もなんだか面白い事が出来そうな予感が♫
同行してくれた責任者のダビデさんも「新しいファミリーができたよ!」とかなり乗り気の様子。余談ですが、仕立ての良いスーツをびしっと着こなした大柄なイタリアーニが大声で議論したり挨拶するのを間近で見ていると、ゴッドファーザーの世界に入り込んだようです.....(笑)



おまけスナップ。アートと商業施設がミックスされたK11は、常に新しい作品が展示されていて飽きません*








合板で出来たワインセラー。
扉についている歯車がハンドルに連動して回転し開閉する仕掛けに、レオナルド・ダ・ヴィンチの "Le macchine" シリーズを連想してしまいます(*゚v゚*)