アトリエに籠りスケッチや図面、展示コンセプトなどをあれこれ模索している孤独な時間とはまた違った、物事が一つずつ形になってゆく安心感と完成に向けての高揚感は、沢山の人達と一緒にものづくりをし、助けてもらっているからこそ味わえるのかもしれません*(´ー`)*
工房を出るとすっかり夕暮れ、急ぎ足で新宿伊勢丹へ。本日より開催されている展示『The Glaze - グレイズ』に滑り込み、間に合いました♫
副題のフレーズ、今の気分に何となくリンクします。
磁器の肌に独特の研究を重ねて開発した釉薬をのせ、水滴が光を受けて輝く一瞬を表現したという作品。
重力に逆らって上方へ向かう釉薬の輝きがまさに水のしずくを"永遠化"したような時間的錯覚とみずみずしさを感じさせます。実際に水盤のうえに展示されたオブジェのまわりだけ時が止まっているかのような不思議なイメージ。
制作過程を積み上げたオブジェのピラミッドでわかりやすく説明しているインスタレーションや釉薬の試作品、メイキングの風景などもあり見応え充分でした♪(^-^)
作家の中村元風氏による作品解説も土日に予定されているそうですので、ご興味ある方はぜひ*
「グレイズ 」- 輝きは、チャレンジから生まれる
The Glaze: Challenge behind the birth of the shine.
会期:〜8月29日(月) 伊勢丹新宿店本館1F ザ・ステージ