2009-03-23
Jewellery×ART in 青山
17日より開催していましたJewellery ART展「Vanishing World」が無事、終了いたしました!! お天気にも恵まれた今回は暖かな陽差しの中、青山を散策がてら沢山の方が会場にお寄り下さいました。展示場もリラックスして作品を鑑賞していただけるようにと点数を少なく、今回は絵画とジュエリーを連動させた空間を演出してみましたが、ゆっくりと過ごして下さる方も多く、また新しい出会いもあり楽しい6日間となりました。
お越し下さいました皆様、本当に有り難うございました*
毎回楽しみにいらして下さるお客様が、“今回はカリフォルニアの現代ギャラリーのようだね”と言って下さったのが印象的でした*
展示のキーカラーにしていた淡いグリーンの破片。陳列ケースに撒いていたこの炭酸カルシウムは、本来何に使うのか謎な素材です。今回の展示の為、大量に発注したので逆に「何に使うんですか?」と聞かれてしまいました。そして皆様、これがとっても気になるよう...(笑)
絵画とジュエリーで一つのテーマを表現した展示は、パステルの色合いとジュエリー、グリーンが調和するか少し心配でしたが、柔らかな自然光のおかげか、春らしく優しい雰囲気にすることが出来ました。
毎回、会場の警備を素敵男子にお願いしていますが、今年はお着物を教えて頂いている日本舞踊の五條 敏喜緒 先生にムリを申し上げて家元のお弟子さん、雅太郎君をお借りしてしまいました。日舞の所作を身に付けているだけあって動作がエレガント。雑な私はギャラリーのドアで軽く爪を剥がし、ドアの閉め方を彼に習う始末....優雅な動きを身に着けねばと本気で反省;
敏喜緒先生、ご多忙にもかかわらずお越し下さいました♪
2009-03-09
Monde qui disparaît
ようやくほころび始めた桜の蕾が春の気配を感じさせる季節になりました。
今年最初の個展まであと一週間、かつてないばたばたのスケジュールで何とか創り上げた2009年コレクションは「ノスタルジー」をキーワードに、「Vanishing World」(キエユクセカイ)というタイトルを付けました。
細かい話ですが(笑)今までフランス語で統一していた展示会のタイトルを今回初めて英語で表記したのは、より明確にイメージを伝えたかったから。近い未来には失われてゆく風景と、そこに棲む生きもの達への郷愁を色彩に満ちた世界の中に表現したいと思いました。新作ジュエリーと、今回は絵画をメインにした空間の中で「共存」そして「環境」について、ふと思いを巡らせて頂けましたら幸いです。
3月17日(火)より、青山 ギャラリー サロン・ド・フルールにて。
皆様のご来場をお待ち申し上げております。
(詳細はHP 最新情報ページをご参照ください)
http://www.tamakotsuda.com
2009-02-15
Chocolat ♫
土曜日14日のバレンタインディに、昨年ご結婚指輪を作ってくださったカップルが挙式されました*そしてアトリエでも、また新たなお二人の為のご婚約指輪&ご結婚指輪が完成。今日、お渡しさせて頂きました。
フィッティングの段階で一度ご覧になっているとはいえ、イメージ通りのものに出来ているかしらといつもこの瞬間はドキドキします。ケースを開いて「わぁ、綺麗!」と言って頂けるとほっと一安心。こちらまで笑顔になってしまいます。
そして更に今日はもう一つ嬉しいプレゼント。一日違いですがとお客様からバレンタイン・チョコを頂いてしまいました。
ありがとうございます〜♫
2009-01-19
個展まであと2ヶ月、作品の制作も山場を迎えています。今回は職人さん曰く「今までで一番難解」なコレクションだそう。コンセプトではありません、“つくり”が複雑すぎて、図面を見た瞬間に「これ、どうやってつくるの?」とため息混じりにぼやかれてしまったものがほとんど(>x<)図面だけでは伝わらないだろうと全て模型を作って説明していたので、アトリエの机には不思議な生物?のオブジェがゴロゴロしています....
そして暗く重たい気分が晴れるような楽しくカラフルなコレクションにしたいと、昨年のダイヤモンドから一転、カラーストーンを思い切り使ってみました。
絵を描くように色の濃淡を石で表現する為、カラーストーンの山の中からイメージ通りの色を見つけるのにかなりの時間(と集中力と忍耐も)を要します。
何度目かの石合わせで、いつも綺麗な色石を調達してくれる石屋の社長が見せてくれたのが下の写真の石たち、ミンクカラーのグラデーションが美しいサファイアです。
あまり見かけないシックな色に一目惚れし、急遽コレクションに加えることとなりましたが...ま、間に合うかしら〜(汗)
2008-12-05
La classe du bijoux
今年も残り僅かのある一日、ギャラリーラファイエットで大人買いした沢山のお菓子を抱え、一足早いサンタクロース気分で20数年ぶりに母校の初等科を訪れました。
担任だった先生の計らいで午後の一時限を頂き、小学校二年生の子供達にジュエリーデザインの話をするという貴重な機会を頂いたものの、さて何をお話ししよう?あまり難しいトピックも飽きてしまうだろうし....と色々考えていたのですが、
「ダイヤはどうやって削りますか?」「一番最初に見た宝石は何ですか?」
「宝石商ですか?(そんな言葉知ってるのね)」次々に来る質問に答えるだけで大忙し。
黒板に特大のダイヤモンドの絵を描いたり、クイズを出したりと今まで経験した中で一番難しいプレゼン(笑)でしたがみんな楽しんでくれたようで、最後は私の絵画作品によく登場する“羽兎”を一緒に描いて、楽しい時間は終了。帰りは校門までお見送りしてくれる男の子もいて、小さくても立派なジェントルマンだなぁと感心。

お返しに貰った絵はどれも個性豊かで素敵です。
さっそくアトリエの一角に貼ってみたら、ここだけ校舎の廊下みたいに*
登録:
投稿 (Atom)