先日納品させていただいたクチュールリングのスナップです*
繊細で可愛らしい雰囲気ながら "つくり" はしっかりと宝飾品ならではのクラス感を持たせたい... と、全体のバランスやダイヤモンドのサイズに最後まで職人さん達とこだわったため少しお時間かかってしまいましたが、お待たせした時間も楽しみの一つと仰って頂けたのが有り難く、白いメタリックケースを開けてご覧になった瞬間の奥様の嬉しそうなお顔に、私も幸せ気分に...♫ ちょうど盛夏の季節、目に涼しげなパライバの色味をどうぞお楽しみ頂けますように*(^-^)*
ご結婚記念日のアニバーサリーリングとしてご主人様から奥様へ贈られたこちらの指輪、ウェブサイト・クチュールページの "The Shape of LOVE-愛のかたち-" にも別アングルの写真を掲載しておりますのでぜひご覧下さいませ♪
http://www.tamakotsuda.com/couture/
浮き浮きとした気分でエスカレータを降りましたら、階下で先日見逃した深堀隆介さんの作品展が* 数年前の「天魚の羽衣」展以来でしたので久々に不思議な金魚の世界を堪能いたしました^^
ガラスの器、羊歯の葉陰で何かを "待つ" 金魚。儚さと永遠性というアンビヴァレントな世界が小さなうつわの中に凝縮されています(*o*) SNSから広まった作家さんだけあって、作品は全て撮影OKという次世代感も新鮮でした。
3Dペイントの金魚と並んで和紙に描かれた大きな絵画も幾つか展示してありました。雪の中に浮かぶ金魚という不思議なモチーフに思わず足を止めたこちらの『雪守』は、流れるような尾びれと淡い虹色の鱗、そして穏やかな眼差しがとても印象的。エルメス展で真っ暗な会場に佇んでいた巨大なシロサイのオブジェを思わせる静謐さに、ずっと眺めていたくなる作品でした。