2010-03-16

Backstage in 国立劇場



週明けから展示の残務整理と新作発注のため職人や石屋さんと打ち合わせが続いています。慌ただしいスケジュールですが、今日は一つ楽しみが。お着物と所作を教えて頂いている五条 敏喜緒先生の舞踊公演があるので、先生の出演される時間を狙って国立劇場へ。


宿場町の情景を中世から明治まで8つのセクションに踊り分ける「板橋旅情」という演目で、踊りは立ち回りも含む勇ましい振り付け。バレエやオペラ、歌舞伎もそうですが、他の事を忘れて違う世界に引き込まれる感覚は日常ではなかなか味わえない、贅沢なひとときです。


叙情感たっぷりの舞台を拝見した後、楽屋へご挨拶に。ステージを終えた演者さん、お客様をさばくお弟子さんを避けながら舞台道具の入れ替えも同時進行の廊下は、一転して戦場のような慌ただしさです。この熱気、まるでファッションショーのバックステージさながらで毎回楽しくなってしまうのですが、写真が載せられないため、お伝えできなくて残念...*