ロンドン在住のイラストレーター、七字由布さんに連れて行って頂き、パブデビュウを果たしました*(^-^)* 地元の人気店らしい賑やかさが居心地良く、気付けばすっかり遅くまで楽しい時間を過ごしました♫ 由布さん、有り難うございました*
そして週末はプチホリディ。早朝のロンドンシティ空港から今度はブリティッシュエアウェイズでスコットランドの都市グラスゴーへ。ケルヴィングローブ美術館、そして更に特急列車とフェリーを乗り継ぎアイオナ島の修道院を巡ってまいりました。
"世界で最も美しい美術館"と呼ばれるケルヴィングローブ美術館。赤い砂岩が独特な外観はスペインバロック様式で、ユニークな建築物が多いグラスゴーの中でもひときわ存在感を放っています。中へ入ると、中央の荘厳なパイプオルガン・ホールを境に、東西で全く異なる展示空間が広がっていました。
まずは西側、ウエストコートから。自然史をテーマに収集された動物の剥製がグラウンドフロアにずらりと並び、その上には第二次世界大戦で使われた本物のプロペラ機、飛行機の周囲には海鳥とレトロなシャンデリアが浮かぶという、何でしょう.....とてつもなくカオスな空間。
1Fへと続く大階段の中央には白いグラフィックで " Life " とだけ記されており、展示全体の強いメッセージを感じます。1Fは吹き抜けになっているグラウンドフロアを見下ろす回廊になっており、展示品も絵画、彫刻、工芸品と多岐にわたっています。全部観るのに半日では足りないくらい....イギリスならではのスチームパンク模型を見つけてディテールにはまり込んでしまったりと(笑)見応え充分の展示です(^-^)♪
そしてこの館最大の見どころがこちら、イーストコート。
東側の吹き抜けに浮遊するのは、無数の頭部 Σ(*□*)!!
ハンギング・ヘッドと呼ばれる様々な表情の頭部が時間の経過とともに七色に変化する光に照らされ、異様とも言える超現実的な空間を生み出しています。
ハンギング・ヘッドと呼ばれる様々な表情の頭部が時間の経過とともに七色に変化する光に照らされ、異様とも言える超現実的な空間を生み出しています。
実はこれ、美術館のリニューアルにあたって館のクリエイティブチームが制作したディスプレイだそう。アートの持つ革新性を象徴的に示しているという意味でも、東側の回廊に陳列されているモネやルノワール、ゴッホ、サルバドール・ダリといった当時斬新な表現で歴史に名を残した画家や、マッキントッシュなどモダンデザインの展示品を内包するに相応しい、圧巻のインスタレーションでした。
ちょっと手ぶれしておりますが.....動画もぜひ♫