2013-04-23

Ciao, italian art* その1 ~ Arezzo ~






Arrived to Florence via Amsterdam!  I've stayed Florence for business trip all this week. In the mid-night airport, the contemporary art greeted me.

クライアントのイタリア出張に飛び入り参加し、アムステルダム経由でフィレンツェへ。ジュエリーの街アレッツォへ行ってまいりました*
深夜のペレトラ空港では、現代アートがお出迎え♬
街全体が美術館とも言われるフィレンツェ、ゆっくり市内を見て回りたいところですが、ベースホテルに荷物を置いたら明日は列車で合流先のアレッツォへと向かいます。





Next day, arrived in Arezzo aboard the local line from Santa Maria Novella station. In front of the station, I saw a tremendous statue of bronze, fictitious creature  "Chimera". 
It's called "Chimera of Arezzo", a masterpiece of Etruscan art, was discovered in Arezzo in the 16th century, then it has become the collections of the National Archaeological Museum of Florence. this bronze is a replica, but still keeping a variant beauty & power! !


サンタマリアノヴェッラ駅からローカル線に乗り、アレッツオに到着です。駅前の噴水に鎮座する像は、ライオンをベースに山羊と蛇が融合したいわゆる"キマイラ"。エトルリア美術の傑作で16世紀にこの地で発見されたため『アレッツオのキマイラ』と呼ばれていますが、本物はフィレンツェの国立考古学博物館の収蔵品となっており、こちらはレプリカ。複製でもこの迫力はさすがです (*o*)


エトルリア・ローマ文明の時代から金細工の技術に長けていたアレッツオは、現在も郊外に宝飾工場が建ち並ぶ、ジュエリー工業地帯であるという一方で、駅近くの旧市街には『ライフ・イズ・ビューティフル』をはじめ多くの映画の撮影地でも知られる文化遺産がたくさん。待ち合わせまで時間がありましたので、旧市街を散策してみました。


   

丘の上の教会に向かって伸びる細い路地の両脇に並ぶ家々を眺めながらのんびり歩くと、突然目の前に巨大な塔や城壁、由緒ある教会が現れます。小さな街のあちこちに宗教的な影を強く残したまま、時間が止まっているような場所が点在する街は、例えばブルゴーニュの小さな村々に流れる牧歌的な空気とはまた違う、ひっそりと堆積した気配を感じるような、不思議な印象です。



The goldsmith industry of Arezzo has began from the Etruscan and Roman era, they are inheriting the high technology of their ancestors, having a many jewelry and goldsmith factories on the outskirts of the city even today. In addition, 
there are some cultural heritage that was the scene of "Life Is Beautiful" in the old town.

walking leisurely while looking at houses lined on both sides, I enjoyed that the old walls and towers, huge church venerable appears in front all of a sudden. 


その後はホテルでクライアント達と合流し、明日以降のスケジュールをざっと確認。ジュエリーの工場を視察するという今回の目的、イタリアンジュエリーの"今"を目にする事が出来る貴重な機会ですから、ワクワク仕事モードのスイッチが既に入っておりましたが、折角アレッツオに来たのだからと、先にフィレンツェ入りされていた専務の計らいで市庁舎のあるリベルタ広場からグランデ広場まで、車で名所巡りをして頂きました!





Twilight time.... the clock tower's shadow had getting deeply beautiful.


リベルタ広場に着く頃には陽も落ちかけ、深くなる陰影が美しい時計塔。
20世紀に大規模な修復が行われたこの塔の特徴的な屋根飾りは、皇帝派である事を表す"ギベリン"という中世の様式。西洋史の授業で何となく聞き流していたローマ教皇と皇帝の争いが街のシンボルとなる建築にどんな影響を及ぼしたのか、実際目にすることが出来るとは....ただただ感嘆するばかり。


そしてイタリアで最も美しい広場の一つとされているグランデ広場へ。
急勾配の広場を囲むように建てられた教会や裁判所、宮殿はすべて13世紀から18世紀に建設されたものがそのまま残されているというからこれもまた驚きです。

支配者の違う時代に建造された建物が破壊されず現存しているのはそれらの持つ堅固さと荘厳さ故でしょうか。一つ一つご紹介してゆきたい所ですが、観光リポートみたいになってしまいそうですので(笑) 初日はこの辺りで...*  
幻想的なひと時を体験させてくださった専務に感謝です♬